AppleShare IP 6.3の日本での発売について発表があった。製品は1999年12月中旬にリリースされる。10クライアントが\59,000、50クライアントが\118,000、500クライアントが\168,000となっている。AppleShare IPは、Mac OS 9で稼動するサーバアプリケーションだ。Mac OS 9が必要である。Power Mac G4でも利用できるなど最新のテクノロジーにも対応した。AppleShareによるファイルサーバ、SMBによるWindowsクライアント向けのファイルサーバ、Webサーバ、電子メールサーバ、FTPサーバ、プリントサーバの機能を持っている。6.3からはSLP(Service Location Protocol)もサポートし、Mac OS 9のクライアントで利用するネットワークブラウザからの検索にも対応した。パフォーマンスやセキュリティ面についても向上させている。 管理アプリケーションは、従来のOpenDocベースのものを一新し、OpenDocは必要なくした。TCP/IPベースで複数のサーバまでも管理できる。ユーザインタフェースもパレットとプルダウンメニュー形式となった。Network Assistantの新版、Ver.4も同梱される。クライアントは、Mac OS 9とそれ以前のもので使用するバージョンが異なるが、いずれも製品に含まれている。 |