日本のファイルメーカは、データベースソフト「ファイルメーカーPro5」のサーバ版「ファイルメーカー Server 5」を2000年2月中旬に発売する。価格は129,000円。ファイルメーカーProは、データベースとしてデータの蓄積やフォームによる帳表作成機能を備えた使いやすいデータベースだ。それで作成したデータベースを、Mac OSあるいはWindows NTをサーバにして、多数のユーザで共有する場合に利用できるのがファイルメーカー Server 5だ。ファイルメーカーPro5でも、データベースの共有機能はあるが、ユーザ数やレスポンスについてはファイルメーカー Server 5の方が優れている。TCP/IP、あるいはAppleTalkやNetWareプロトコルで利用できるが、基本的には社内などの同一ネットワーク内でのデータ共有に利用することになる。Ver.4に対してはサーバ版は発売されておらず、Ver.3から5へ一気にバージョンアップされた。リモート管理機能や、同時接続ユーザ数などがより多くなっている。 また、米国のFileMaker社は、FileMaker Pro5シリーズのうち、Webベースのアプリケーション構築で、無制限のWebアクセスが可能なFileMaker Pro 5 Unlimitedを近々出荷することを発表している。価格は$999から。 |