タイトル | 無線LANの「AirPort」の名称が使えなくなった | カテゴリー | 業界動向 |
作成日 | 2000/1/18 12:28:47 | 作成者 | 新居雅行 |
iBookとともにデビューし、多くのユーザの注目を集めた無線LANシステム「AirPort」の日本での名称を変更することがアップルよりアナウンスされた。MDOnlineでも、この記事を最後に、AirPortの名称は使わないことにする。新しい名称が決まるまでは、「ワイヤレスネットワークベースステーション (Wireless Network BaseStation)」「ワイヤレスネットワークカード (Wireless Network Card)」といった名称を使うことが推称されている。名称の変更は日本だけのようだ。なお、日本での発売は、第一四半期の後半に予定されているとしているため、3月発売が一応の有力が線となった。 AirPortは、関西電機がすでにリリースしている無線LAN(2.4GHz帯で1.6Mbps)のシリーズに使われていた名称であり、関西電機が商標登録しているものと思われる。関西電機のAIRPORTシリーズは、Macintoshには対応していない。商標の取得を失敗したのか、あるいは商標登録されていたことが考慮外だったのかは不明だが、ともかく、アップル製品は日本ではAirPortの名称を使えないことになってしまった。 なお、アップルより、ホームページや製品の中で「AirPort」として参照している部分についても早急に変更してもらいたいという要請も出ている。 | |
関連リンク | アップル、ワイヤレスネットワーク製品の名称を変更へ |