先日の記事で、日本語Mac OS 9に英語版QuickTime 4.1をインストールした結果、起動できない状態になったことをお伝えした。MacWIREに掲載された記事を御覧になられた読者の遠谷様より、その原因が分かったとして、対処方法を知らせていただいた。原因は機能拡張フォルダにある「サウンドマネージャ」というファイルをシステムフォルダから取り除かないで英語版のQuickTime 4.1をインストールするからだということ。実際、筆者が作業したときには、QuickTimeで始まるファイル名のもしか取り除いておらず、はずかしながらサウンドマネージャがQuickTimeのコンポーネントであることをすっかり失念していた。実際にインストールするには、以下の手順で行うのが確実だろう。この方法はAppleScript Users Groupのメーリングリストでのmokkosanの発言を参考にさせていただいた。 まず、<http://www.apple.com/quicktime>のページから、アップデータをダウンロードしておく。そして、使っていないアプリケーションは念のために終了しておこう。そして、「機能拡張マネージャ」コントロールパネルを呼び出し、「表示」メニューから「パッケージで」を選んで、パッケージごとの表示にする。そして、大分類にある「QuickTime Install 1.2-J」のチェックをはずす。これで、QuickTime関連のファイルがすべて「機能拡張(使用停止)」フォルダに移動する。再起動は必要なく、その後にダウンロードしたQuickTime 4.1のインストーラを利用すればよい。ダウンロード中には、Proキーの入力に備えて控えている番号などを調べておくとよいだろう。 |