タイトルNetscape次期バージョンのMozillaはCarbon対応アプリケーションカテゴリーCarbon/CF, ブラウザ
作成日2000/2/7 14:26:36作成者新居雅行
MozillaとしてWindowsやUNIX、Mac OS向けに開発されてきたNetscapeの次期Webブラウザーについて、Mac OS版はCarbon対応であることが明らかとなった。1999年5月のWWDCが開催されたときにデモで使われたものが、Carbon対応したMozillaだったとしている。Carbon対応MozillaをFizzillaと名付けている。AppleではFizillaをテストアプリケーションとして採用しているという。なお、Cocoa対応でない点については「誰もObjective-Cでプログラムを作ろうとはしない」という理由が記載されている。バイナリとしてはまだ配付されておらず、ソースからのビルド方法が記載されているが、これは、デベロッパ版のMac OS Xを使った場合だと思われる。いずれにしても、Mac OS Xが登場したときに、Netscape、Internet Explorerという有力アプリケーションが、事実上ネイティブであるCarbonベースで稼動することがかなり期待できるようになったと言えるだろう。
関連リンクFizzilla