タイトルCarbonLib SDKが一般公開。Aquaのユーザインタフェースについての文書もカテゴリーCarbon/CF, 開発情報
作成日2000/2/10 10:28:39作成者新居雅行
これまで、ADC会員にしか公開されていなかった「CarbonLib SDK」のVer.1.0.2が、すべてのデベロッパに公開されて、ダウンロードが可能になった。Carbonは、現在のMac OSおよび将来のMac OS XいずれでもサポートされるAPIであり、現行のアプリケーションを最小限の労力でMac OS Xに移植できるプラットフォームとして提供されている。1.0.2では、Mac OS 8.1までさかのぼって利用できるCarbonLibが含まれている。SDKには、ライブラリやヘッダ関連のビルドに必要なファイルに加えて、ドキュメントやサンプルなどが含まれている。ドキュメントのうち、15ページのPDFとして「Aqua Application Layout Guidelines」がある。Aquaベースでダイアログボックスなどコントロール類を含むウインドウを作る場合に、ボタンやテキストフィールドなどの配置をどうすればいいかというガイドラインだ。コントロール間のスペーシングなど細かい部分を規定している。「Using Project Builder to Build and Debug a Carbon Application」は14ページのPDFで、Mac OS Xでの開発環境であるProject Builderや、CodeWarriorを使ってCarbon対応アプリケーションをビルドする方法が説明されている。また、デバッグの方法も記載されている。
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