タイトルMacworld Expoの基調講演で新製品を披露カテゴリーMacintosh本体
作成日2000/2/16 13:7:49作成者新居雅行
Macworld Expo/Tokyo 2000が2000年2月16日に開催された。初日にアップルCEOスティーブジョブズ氏が行った基調講演では、新しいiBookとPowerBookが披露された。
まず、新しいiBookは、「iBook Specaial Edition」つまり、iMac Special EditionのiBook版だ。グラファイトカラーのiBookで、366MHzのG3を搭載し、メモリーは64MB、ハードディスクは6GBとなっている。価格は\218,000で、18日の金曜日から出荷される。その他のスペックは、従来機とおりのようだ。従来のタイプはスタイルはいいものの、フォーマルな感じはなかったが、iBook Special Editionは、年配男性が持っても違和感のないデザインだと言えるだろう。なお、タンジェリンとブルーベリーのiBookは64MBメモリ、6GBのハードディスクへのアップデートされる。価格は\198,000のままで、これも18日から出荷される。
新しいPowerBookは、500MHzのG3を搭載し、128MBメモリ、12Gのハードディスクで\398,000、DVD-ROMと2ポートのFireWireが搭載される。また、400MHz、64MB、6Gのモデルは\298,000だ。いずれにしても、500MHzという高速化と、FireWireの標準搭載がポイントになる。Final Cut Proが対応しているので、PowerBookで持ち歩くビデオ編集システムも、より現実味を増した。AirMac対応で、アンテナも最初から組みこまれている。
さらに、PowerMac G4のラインナップも、400/450/500MHzとなり、500MHzのG4が復活した。値段は順に、\198,000、\298,000、\428,000となっている。
他にインパクトを与えていたのは、日本アイ・ビー・エムが、ViaVoice Millenniumの日本語版をデモしたことだ。日本語の音声認識システムが実際にMac OSで動いており、滞りないデモが披露された。今年の上半期に出荷する予定で、それに先立って英語版のViaVoiceも発売されることが披露された。
アップルの日本のシェアが7.8%になり上昇していることも披露された。もはや、Macintoshは小さなシェアの市場とは言えなくなった。
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