米国でWebObjects 4.5のリリースが発表されたが、ほぼ同じタイミングで日本でも発売がアナウンスされた。WebObjects自体は、日本語版として別のものがあるわけではなく、国際対応版となっているので、同時リリースが可能となっている。日本での発売は3月中旬からとなっている。価格はDeveloper版が198,000円、Workgroup版が998,000円、Unlimited Single Processor版が3,498,000円、Unlimited Multi Processor版が6,998,000円となっている。4.5へのアップグレードは、それぞれ、50,600円、253,100円、843,800円、1,687,400円となっており、だいたい4分の1の価格だ。WebObjects 4.5の機能変化点については、すでに配信された記事を参照していただきたい。 なお、Mac OS X Serverのみを所有している場合には、WebObjects 4のDeveloper版を所有していることになるが、このユーザがWebObjects 4.5にアップデートする場合も、上記の価格になる。すなわち、4.5のDeveloper版へのアップグレードとして、50,600円かかることになる。Mac OS X Serverの新版1.2には、WebObjects 4がバンドルされている。米国ではMac OS X ServerのリリースがWebObjects 4.5よりも早かったとは言え、Mac OS X Server利用者向けの特別なアップグレードパスが用意されなかったことを考えれば、WebObjectsはMac OS X Serverに含まれるものから、より独立したコンポーネントへと位置付けが変化しつつあるともうかがえる。 |