タイトルWebObjects 4.5に関する文書が公開、Java VMのコントロールなどカテゴリーKnowledge Base(旧TIL), WebObjects
作成日2000/3/7 11:38:23作成者新居雅行
WebObjects 4.5に関するTech Info Libraryの文書が以下のように公開された。実際のアプリケーションの稼動環境に関するものが中心であり、使用しているシステムに関係のある文書は要チェックだろう。

◇70151:WebObjects 4.5: Setting Java VM Command-Line Options
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n70151
ヒープサイズやスタックサイズ、ガベージコレクションの動作など、JavaのVMをコントロールするためのコマンドラインオプションについて一覧されている。JDKのjavaコマンドと異なり、独自のオプション文字列で記述する。オプションの指定方法についても記載されている。

◇70153:WebObjects 4.5: Solaris "Can’t find Xa.o" error message
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n70153
ある種のSolaris 2.6では、WebObjectsがリンクで必要とするライブラリが含まれていないために、エラーが出てしまうことがある。Solarisのディストリビューションからpkgaddコマンドを使って追加しておく必要がある。

◇70152:WebObjects 4.5: Password Protecting the WOStats Page
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n70152
管理情報などを参照できるWOStatsは初期状態ではパスワードプロテクションがかかっていない。パスワードを設定するには、WOStatsPageプロジェクトを変更するが、WOBuilderでファイルを開いて作業する手順が記載されている。

◇70154:WebObjects 4.5: Preventing Zombie Processes on Solaris
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n70154
Oracleデータベースを利用している時、別のSolarisマシンでWebObjects 4.5を使っていると、データベースを停止させたときにゾンビプロセスが起動する。これが発生しないようにするには、Oracleクライアントのsqlnet.oraに記述を加える。その記述内容が記載されている。

◇70155:WebObjects 4.5: Control-Dragging in Windows NT Project Builder
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n70155
ProjectBuilderでファイルの順序を入れ替えるのに、control+ドラッグが行えるものの、NTではそのようには動作しない。それを動作させるためのコマンドの入力方法が記載されている。

◇70157:WebObjects 4.5: Application Timeout Reveals Server for Virtual Domain Systems
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n70157
実際のドメイン名ではなく仮想ドメイン名で運用しているとき、セッションが進むと仮想ドメイン名ではなく、実際のドメイン名が出てくる。これを防ぐにはWOApplicationにあるメソッドをオーバーライドして動作を変えれば良く、そのプログラムが記載されている。
関連リンクTech Info Library