タイトル | Mac OS 9ではTemprary Folderがクリアされない―スクリプトで対処 | カテゴリー | Knowledge Base(旧TIL), AppleScript, Mac OS 9 |
作成日 | 2000/3/14 12:22:9 | 作成者 | 新居雅行 |
Mac OSでは、アプリケーションが一時的なデータ保存を行うために、Tempraly Folderというフォルダを利用できるようにしている。通常、ユーザからは見えない。たとえば、画像処理ソフトだと、Undoに備えてデータの保存などに備える。普通はアプリケーションがTemprary Folderの内容をクリアするが、アプリケーションがクラッシュした時などはそのフォルダ内にファイルが残ったままになる。Mac OS 9より前は、起動時にTemporary Folderにファイルがあると自動的にゴミ箱に移動され、必要に応じてファイルを利用したりあるいは削除することができた。しかしながら、Mac OS 9ではその機能が働かず、Temporary Folderにファイルが残ったままになり、ディスクのスペースが思った以上に減っていることがある。これは、Finderの次期アップデートで修正される予定だ。現状では、Temporary Folderの内容を削除する操作を手作業でやる必要があるが、その作業を行うためのAppleScriptのプログラムが、このTILの文書で紹介されている。スクリプトの作成方法についても説明がある。このスクリプトプログラムを、起動項目フォルダに入れておけば、従来のシステムと同じ作業が起動時に行われるようになる。なお、この文書に記載されたスクリプトプログラムでは、プログラム中に「ツ」などと表示される記号(1つのステートメントを複数行に渡って記述する時の改行文字)が「?」となっているので、?で終わっている行は次の行とつなげる修正を自分で行う必要がある。 | |
関連リンク | 25134:Mac OS 9: Temporary Items Not Deleted at Startup |