タイトルREALbasic 2.1のベータ版がリリース、プラグインのSDKも更新カテゴリーREALbasic
作成日2000/3/31 12:6:48作成者新居雅行
Real Softwareは、Basic言語を利用したビジュアル開発ツール「REALbasic」の次期版2.1のベータ版をリリースした。これまで、アルファ版として月に2、3度ずつのリリースが続けられたが、ベータ版のリリースに切り替えられ、完成に近付きつつあることがうかがえる。Ver.2.1の新機能としては、さまざまな改良に加え、Windows向けに生成されたアプリケーションの機能向上などが含まれている。Ver.2.xユーザは、2.1へはフリーでアップグレードできる。ベータ版がダウンロードできるが、ドキュメント類や、プラグインの開発キット(SDK)も、Ver.2.1に対応したものがダウンロードできるようになっている。
Ver.2.1では、QuickTimeでは画像のエクスポートに対応している。作成したアプリケーションの実行速度は30%向上し、安定性も向上したとしている。生成したWindows版のアプリケーションでのQuickTime対応、ドラッグ&ドロップ、スプライト、フローティングウインドウ、サウンド、コンテキストメニューなどのサポートが加わった。機能的な意味では大きな変化はないものの、安定性の向上やバグ修正などは、プログラム作成者にとっては大きなメリットになると言えるだろう。
関連リンクhttp://www.realbasic.com/new