タイトル | Mac OS 9.0.4がリリース、スリープ時のメモリ保持は使えないまま | カテゴリー | Mac OS 9 |
作成日 | 2000/4/5 14:14:18 | 作成者 | 新居雅行 |
Mac OS 9のアップデート版、Mac OS 9.0.4が公開された。英語版や日本語版に加えて国際版もアップロードされている。4月5日の正午の時点ではソフトウエア・アップデートによるダウンロードはできない状態だったが、米国のAppleのサイトからアップデータをダウンロードできた。近々、ソフトウエア・アップデートでもダウンロードできるようになるだろう。 Mac OS 9.0.4での変更点としては、FireWireやUSBのサポート強化、ネットワークや電源管理の強化、オーディオやビデオ、グラフィックス機能の強化となっている。ReadMe文書が用意されておらず、これ以上の詳細はアップデータからは分からない。Tech Info Libraryを検索した限りでは、Apple DVD Playerを新しいバージョンにすること(別掲の記事を参照)、Final Cut Proを仮想メモリをオンにして使えるようになったこと、スロットローディングのiMacでモデムでPPP接続している時にスリープすると反応しなくなったことが修正されたことが判明している。 なお、PowerBookにインストールしたが、スリープ時にメモリの内容をディスクに保存しておくオプションは使えない状態になっている。機能拡張として「Sleep Memory Extension」が組み込まれているわけではなく、OS側で「スリープ中もメモリの内容を保持する」は使えない状態にしたようだ。 また、MRJ(Mac OS Runtime for Java)は、最新版の2.2が組み込まれるわけではなく、このインストールは別途行う必要がある。QuickTime 4.0がインストールされている場合でも、4.1へのアップデートは、Mac OS 9.0.4とは別に行う必要がある。これらは、ソフトウエア・アップデートを使ってアップデートが行える。 | |
関連リンク | Update Mac OS 9: 9.0.4 Japanese |