Omni Groupは、Mac OS X DP3に向けたWebブラウザ「OmniWeb 4.0 Beta2」をリリースした。同社のサイトよりダウンロードできる。すでにリリースされているBeta1のバグ修正に加えて、FlashやQuickTimeのプラグインが組み込まれた。また、SSLもサポートした。ユーザインタフェースでも、Aquaの機能をより取り込んでいる。なお、同社のサイトにスクリーンショットがあるが、これは、Mac OS X DP3上で作成したものではない。 OmniWeb 3.0はMac OS X Server向けに1999年にリリースされている。この夏にリリースされるMac OS Xに向けて、Ver.4.0をすでにリリースを開始しているわけだ。一方、Mac OS XにはMicrosoftのInternet Explorerが移植されることがアナウンスされているが、これはCarbon対応アプリケーションのようだ。これに対してOmniWebは、Cocoa対応のアプリケーションであり、Mac OS Xの本来の機能(ネイティブ)をベースにしている。Mac OS XにバンドルされるWebブラウザについては今のところは定かではないが、Netscapeもカーボン対応していると言われており、早くも製品を選択できる状況にあると言えるかもしれない。 |