タイトルFinal Cut Proのアップデートなど、NAB2000でビデオ関連の発表カテゴリーQuickTime
作成日2000/4/11 12:24:9作成者新居雅行
Appleは、ビデオ編集ソフトのFinal Cut ProをVer.1.2.5にアップデートし、2000年5月より配付を開始する。現状の1.2からの違いは、16:9の画面サイズに対応したこと、YUVプロセッシングに対応したこと、そして「参照ムービ作成」として元のデータをそのままにした編集結果を残すことができるようになっている。すでにG4 Veloctiy Engineに対応するなど、現状のMacintoshのラインナップで高い性能を出せるようになっている。既存のユーザに対してはフリーのアップデータを配付する。
Apple Announces Final Cut Pro 1.2.5
 http://www.apple.com/pr/library/2000/apr/10fcp.html

Matrox社は、PCIカード形式で、DVビデオのリアルタイム編集が可能なシステム「RTMac」を発表した。Final Cut Proを編集ソフトとして利用する。MatroxとAppleが共同で開発している。2000年夏に出荷予定で、価格や約$5000からとなっている。S-VHS出力や追加のディスプレイのサポートなども含まれる。
Matrox and Apple Announce Real-Time DV Editing for the Mac
 http://www.apple.com/pr/library/2000/apr/10matrox.html

Pinnacle Systems社は、非圧縮の標準解像度、および高解像度のシステム「TARGA Cin」を発表した。価格は$10000からで、2000年夏の出荷を予定している。
Pinnacle Systems and Apple Bring Uncompressed High-Definition Video to
the Macintosh
 http://www.apple.com/pr/library/2000/apr/10pinnacle.html
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