WWDC 2000が開催される前日の2000年5月14日に、「Early Bird Workshops」として、プログラマ向けのハンズオンが開催されることがアナウンスされた。Appleのデベロッパサポートの担当者によって、1つのテーマで4時間に渡り、技術コンセプトのプレゼンテーションを受け、Appleが用意したサンプルコードなどを利用するだけでなく、デベロッパが持ち込んだプログラムへの機能の組み込みもその場で行える。そして、その場で、疑問などに答えてもらえる。WWDCへの参加者であれば、無償で参加できるが、参加可能数に限りがあり、早いもの順となっているので、必要ならばさっそく参加の申し込みをしておくのがよいだろう。 ハンズオンのテーマは次の通りだ。「Carbonizing Your Application」はもちろん、カーボン対応に関する話題を扱う。「Introduction to AppleScript」は、AppleScript対応のアプリケーション作成に関するワークショップだ。「Introduction to Java on the Mac」は、Javaの基本的なアプリケーションなどを扱うが、このワークショップについてはJava初心者やプログラム初心者でも参加できるようなものになるという。「Introduction to QuickTime for Java」では、Javaの知識がある人向けにQuickTimeの利用方法を説明する。「Introduction to QuickTime」では、QuickTimeプログラミングの基本を扱う。「Color Management with ColorSync」ではColorSyncの基本とその機能をアプリケーションに組み入れる方法を説明する。「Introduction to MLTE and Unicode Text」では、UNICODEテキストやMLTEの利用方法などが説明される。 |