タイトル | AppleWorks 6に関する技術文書が公開、日付入力の動作は不完全か? | カテゴリー | Tech Info Library-J, アプリケーション |
作成日 | 2000/4/25 14:58:37 | 作成者 | 新居雅行 |
日本語の技術情報であるTech Info Library-Jに、AppleWorksに関する文書が公開された。以下、アドレスと要約を示すが、最後の日付入力に関する記述はTIL-Jの文書自体にあいまいなところがあり、また、ソフトの動作自体も問題がありそうなので、実際に使ってみた結果も併せてお伝えしよう。 ◇60699JC :AppleWorks 6: QuickTime 4 が必要です http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=60699 AppleWorks 6を利用するには、QuickTime 4が必要。もし、機能を停止してAppleWorksを起動すると警告を出す。削除してAppleWorksを起動すると、自動的にインストールを行う。 ◇100361JO :AppleWorks 6: AppleWorks 最新情報 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=100361 製品に含まれるReadMe文書である「AppleWorks 最新情報」ファイルと同じ内容。 ◇100362JO :AppleWorks 6: ドロー環境でのキーボードショートカットについて http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=100362 ドローオブジェクトを最前面に出す機能のキーボードショートカットは、Command+shift+[+]であるが、この+キーはJISキーボードの場合文字キー河では機能しない。必ず、テンキーの+を押さないといけない。なお、テンキーがない旗手では、num lockを使うことになるが、そんな操作をすること自体がショートカットは言えないので、通常はあきらめることになるだろう。 ◇100363JO :AppleWorks 6: プリント時に表示されるメモリ不足のメッセージ http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=100363 印刷時にメモリ不足のエラーが出る時には、アプリケーションメモリを40MB以上にして再度印刷を行ってみると説明されている。なお、初期設定は5MBであるが、なぜ40MBなのかという説明はない。 ◇60700JC :AppleWorks 6: CarbonLib が必要です http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=60700 AppleWorks 6は、CarbonLib 1.0.3以降が必要だ。これは、AppleWorksのインストール時に、自動的にシステムに組み込まれる。 ◇30899JN :AppleWorks/ClarisWorks: 西暦 2000 年以降の日付けを入力する http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=30899 AppleWorksでの表計算などでの日付入力について説明されている。ただし、英語版システムでの記述や表記ミスがある。この文書に書かれた内容ではないが、AppleWorksでの年号処理を説明しておこう。たとえばセルに「00.1.1」と入力すると、2000年1月1日の日付データとなる。最初の年は2桁の数値でなければならず、00〜90は、2000年〜2090年となる。91〜99に対しては1991年〜1999年になる。この年数を2桁で入力する範囲の日付は、なぜか4桁で入力することができない。つまり「2000.1.1」と入力しても文字データとなってしまう。1990年以前は年数は4桁で入力することになっているが、なぜかこれも正しく入力できない。1990年以前の日付けの入力は、AppleScriptを作るなどの処置が必要なのかも知れない。年月日の区切りは通常はピリオドであり、スラッシュにしてはいけない。この点では、実はAppleWorksのヘルプも記述が間違っている。 | |
関連リンク | Tech Info Library - Japan |