タイトル | 【Darwinシリーズ】インストールとキーボード | カテゴリー | Darwin, Darwin 1.0 |
作成日 | 2000/5/5 21:20:37 | 作成者 | 新居雅行 |
このシリーズの最初に、Darwin 1.0.1でインストーラ自体が起動しない場合があることを説明したが、Darwin 1.0.2では直っている。また、Darwinのインストーラのファイルを見れば分かるのだが、結局はディスクイメージファイルがあり、それをそのままボリュームにコピーするだけのようだ。読者の方より、手作業でコピーしてもうまくインストールできたことをお知らせいただいている。 ところで、日本語のJISキーボードを使っていても、キー入力は英語キーの状態で入力されてしまう。英語キーボードを使っている人には問題ないが、JISキーボードだとちょっと辛い。たとえば、:キーは「’」、shift+8は本来は(だが「*」が入力されるという具合だ。少しいろいろやりはじめると、記号はよく使うので、英語キーボードでの対応が分かるようにしておかないとつらいだろう。実は、筆者のてもとにはすでに英語のキーボードは、アメリカで買ってきたGoTypeしかない(Palm用のキーボードで、これだとちょっと分かりづらい)。英語キーボードを持っている人の「キー配列」の画面ショットをもらうということもありかもしれないが、画面ショットは撮影しずらい。取りあえず、応急措置として、キートップと違うものの一覧表を作っておくことにした。キー入力結果は全角文字にしてある。CSVにしておくので表計算ソフトなどで整形して印刷しておいてはどうだろうか。 キー操作,JISキーボード,英語キーボード shift+2,”,@ shift+7,’,^ shift+8,(,* shift+9,),( shift+0,0,) shift+-,=,_ ^,^,= shift+^,〜,+ \,¥,入力されず shift+\,|,入力されず @,@,[ shift+@,`,{ [,[,] shift+[,{,} shift+;,+,: :,:,’ shift+:,*,” ],],\ shift+],},| (shift)+_,_,入力されず 加えて、Darwinの使い方のチップスの1つも説明しておこう。Mac OS X Serverでも有効な方法なので、たぶん、Mac OS Xでも有効なチップスだろう。Darwinを起動時、Vキーを押したままにすると、起動時のメッセージが表示される(Verboseの意味だろう)。これは非常に重要な情報を含むことがある。たとえば、USBドライバがインストールされているようなことがメッセージから見て取れる。それに、ここで出てくるメッセージをすべて説明すれば、Darwinのシステムについての説明をほとんどしているのと同じくらいかもしれない。通常はグラフィックス画面を出して、こうしたメッセージを見ないようにしているのだ(Windowsと同じ…)。 ◇Darwinの起動時にメッセージを表示させた figs/darwin/DSC00011.JPG figs/darwin/DSC00012.JPG figs/darwin/DSC00013.JPG 起動時の画面情報を後から知りたい場合、起動時のメッセージを残すファイル(/var/log/system.log)を参照する必要もあるかもしれない。しかしながら、完全に画面通りにメッセージは残らない。画面にしか残らない内容もあれば、system.logでしか参照できないこともあるようだ。完全に画面のメッセージを残す方法はとりあえずはデジカメで画面を撮影することしか思い付かない。何かいい方法はないだろうか。 | |
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