Mac OS向けのアプリケーション用ソースコードの自動生成を行うビジュアル開発ツールAppMakerを開発するBowers Developmentは、PowerPlant向けのソースコードをMFC向けに変換するツールをリリースした。MFCつまりMicrosoft Foundation Classは、Windows向けアプリケーションの代表的なフレームワークだ。PowerPlantすなわちMac OS向けに開発されたソースコードを、そのままWindows向けのソースコードに変換することができる。コアになるのは、MFC上でPowerPlantのAPIを実現する薄いレイヤである「PP2MFC」だ。そして、「MFC Code Generator」は、AppMakerが生成したアピアランス対応で、コンポーネントセットのTools Plusの利用も含めたPowerPlant向けのソースコードをMFCでのスクリーンリソースやC++のソースコードに変換する。WWDC 2000の会場内ですでに販売が開始されている。MFC Code Generatorは$99、PP2MFCは$50だが、会場ではそれぞれ$80、$35で販売されている。 AppMakerは、ウインドウ内にコンポーネントをビジュアルに配置し、それと同等の動作をするC++のソースコードを生成するツールで、Mac OSで利用でき、$199である。 |