タイトル | Mac OS X上で動くMac OS 9の制約についてまとめられたページ | カテゴリー | アップルからの開発資料, Mac OS X, Mac OS 9 |
作成日 | 2000/6/5 9:5:26 | 作成者 | 新居雅行 |
Appleのサイトで、Mac OS X上でのMac OS 9に関する情報を表示するページ「Rate Breaking News about Using Mac OS 9 wih Mac OS X」が公開されている。Mac OS XでのClassic環境、つまりMac OS 9環境の利用についての注意書きなどが書かれており、現在のリリースのMac OS Xにおける周辺機器などとの相性を知る上でも有用な情報が多いページだ。Drive設定を使わないようにすることや、Disk Copy 6.3.3を利用するようにということが書いてある。ネットワークについては、Mac OS X側の設定が有効になり、コントロールパネルでの設定はできない。コントロールパネルの日付&時刻は利用できない。また、マルチユーザーはMac OS X側の機能を使う。Mac OS 9とMac OS Xのアプリケーション間でのコピー&ペーストやドラッグ&ドロップは可能だが、PICTをMac OS Xのアプリケーションでペーストできないとしている。また、ペースト時にはコンバートのための時間が取られるようだ。さらに、利用に問題のあるアプリケーションなどが紹介されいる。RAM Doubler、Speed Doublerは仕方ないとしても、ADBを前提としたものや、EtherPeekのような特別なネットワーク利用のもの、そして特定のハードウエアのサポートを前提としたApple Video PlayerのようなソフトもMac OS Xの環境のMac OS 9では動かないものとして挙げられている。以上の事実は、現状のDP4のみの制約なのか、あるいは製品版でも同様なのかは定かではなく断定はすべきではないのであるが、Mac OS Xの機能を知る手がかりにはなるページだと言える。 | |
関連リンク | Rate Breaking News about Using Mac OS 9 wih Mac OS X |