タイトルマイクロソフトの次期Officeの内容がさらに明らかにカテゴリーアプリケーション
作成日2000/6/17 15:44:32作成者新居雅行
MicrosoftはOffice 2001として、ワープロ、表計算などの汎用アプリケーションのセットをアップデートする予定だが、その内容について、より多くの情報が公開されている。ワープロや表計算などの従来からあるアプリケ璽轡腑鵑砲弔い討蓮△いつかのアップデートはなされるものの、Windows版Office 2000もすでに出ていることもあって、すべてが目新しい機能ではない。新しく公開された情報から読み取れる製品内容からは、むしろ電子メールやスケジューラを統合したソフトウエアにアクセントがあるということだ。
現在のOffice 98では、Outlook Expressがメールソフトとして添付されているものの、Office 2001では新しいメールとスケジューラなどのPIM機能が組み込まれたアプリケーションが含まれるようだ。Windows版ではOutlook 2000があるように、Macintosh版でも単なるメールクライアントではない情報管理ツールが含まれることになる。Palmなどとの連係はすでに知らされたことではあるが、電子メールに、スケジュール、仕事一覧、メモなどを機能として含み、英語辞書との統合やフォローアップとして項目をきめられた時間内で処理したかを管理するような機能が含まれる様だ。Outlook 2000は「デジタルダッシュボード」として、企業システムの個人個人が使うポータルのような位置づけもされているが、Office 2001に含まれるメール&PIM機能は、個人が使うという点にフォーカスされており、Macintoshユーザ層を考慮した機能となっている。
また、ワープロなども、選択作業がやりやすいテンプレートの提示や、あるいはウィザード機能による文書作成など、使い勝手を高める機能も含まれている。一方で、データベースソフトはやはり含まれないままである。個人ユーザの比率が高いMacintosh市場にマッチしたOfficeを目指している点はより明確になっていると言えるだろう。
関連リンクMicrosoft MacTopia