タイトル | 100MBのファイルを5秒でコピーできるGigabit Ethernet | カテゴリー | Power Mac, ネットワーク, Macintosh本体 |
作成日 | 2000/7/27 11:28:1 | 作成者 | 新居雅行 |
1000BASE-TといういわゆるギガビットEthernetの搭載はほとんど予測されなかっただけに、発表時には驚きを持って迎えられた。プレス説明会でもその話題はもちろん話された。10BASE-Tも100BASE-Tも、そして1000BASE-Tも同じ8ピンのコネクタで接続され、自動認識して切り替えが行われるようになっている。ただし、高速なためにケーブルはエンハンストカテゴリ5あるいはカテゴリ6を使って欲しいということ。そして、1000BASE-Tは従来のネットワークと同様ハブを使う形式のスター型ネットワークであるが高速なため、1000BASE-T用のスイッチングハブを使うのが一般的となる。ネットワークの形態が従来のネットワークと同様のため、Power Mac G4を導入し、ハブを1000BASE-T対応のスイッチと置き換えることで容易に導入できるという点を重視したということだ。1000BASE-T対応スイッチも、近々8ポートで10万円台で発売されるなど、環境も揃ってきていることが紹介された。 ベンチマークでは、100MBのファイルのコピーが5秒程度で行えることが紹介された。これだと160Mbpsという計算になるが、条件が良ければ190Mbpsほどの速度になるという。これも、Pentiumの高速マシンでも140Mbps程度しか出ないとのことで、Power Mac G4のGigabitでの高速さもアピールしていた。190Mbpsは、1Gbitではないのではあるが、100BASE-Tのフルスピードよりも速いという点がやはり重要だろう。 | |
関連リンク | Power Mac G4 |