ファイル共有をオンにしたMac OSからMac OS X Serverのファイルサーバは使わない方が良い
カテゴリー
Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X Server
作成日
2000/9/19 15:12:26
作成者
新居雅行
2000年9月18日のMDOnlineで「Mac OS X ServerでDesktop DBで多大な処理負荷がかかるときはデスクトップを再構築」という記事をお届けしたが、どういった状況で発生するのかについて、読者の方より情報をいただいたので紹介しよう。実際にこの症状に出くわした場合というのは、次のような状態のときだ。もちろん、Mac OS X Server側ではHFS+フォーマットしたドライブがあって、AppleShare File Server機能が働いている。そのサーバに対して、Mac OSをクライアントとしてアクセスする場合、そのMac OSでファイル共有の機能が働いている状態であるとする。そのとき、Mac OS X Server側で突然Desktop DBのプロセスに時間が食われるようになり、何もできないに等しい状態になるそうだ。ただし、こうした症状がファイル共有を使っているMac OSで接続した時に必ずなるわけではなく、何かのきっかけでログオン時に発症するということだ。Mac OS X Serverに接続するクライアントのMac OSでは、可能な限りファイル共有の機能を切っておくのが無難だろう。