Macintosh本体に内蔵されたモデムのファームウエアのアップデータがリリースされている。US向け版と国際版が出ており、ドキュメントでは、PowerBook G3 Series、iMac、Power Macintosh G3 (Blue and White)、Power Macintosh G4 (PCI and AGP)向けとなっている。なお、FireWire対応のPowerBookでもアップデート作業は行えた。また、国際版では、モデムの国選択を行うユーティリティModem Country Selectorが付属しており、これでJapanを選択できるので、このアップデータを日本語システムに適用しても基本的には問題ないものと思われる。このアップデートによって接続の安定性などを向上したということだが、V.34(33kまでの接続)での接続性が高くなったとしている。これまでだと低速接続でうまくいかない場合があったが、その点がアップデータで修正されたとしている。しかしながら、内蔵モデムを利用しているユーザすべてにアップデートが勧められている。もちろん、V90およびK56flexプロトコルに自動判別も含めて対応している。なおアップデート後に接続速度を再度確認して、規定よりも遅い場合にはTech Info Libraryの文書を参照して対処してほしいということも記載されている。 |