2000年11月11日、東京・初台のアップルコンピュータ本社で、MOSA(Macintosh OS Software Association)による「Macintosh Software Meeting in Shonan 2000」が開催された。Macintosh分野の開発者が年に1度集まる恒例の行事で、プログラミングに関する新しい話題がセッションで紹介されるなど、注目されるイベントである。 まず、MOSAの矢野会長および、アップルの服部課長からの挨拶の後、アップルの上田氏よりのADC(Apple Developer Connection)の案内が行われた。ADCはデベロッパ向けに情報提供やリソース供給を行うと共に、開発やテスト、マーケティングの支援を行う。無償のOnline、有償のSelect, Premier, Studentの4つのプログラムがある。SelectとPremierはシーディングとして開発中のソフトウエアを利用でき、東京にあるテスティングラボの利用ができる。そして、ADCのサイトの紹介があった。電子メールのアドレスは必ずきちんと入力されている必要があることも説明された。また、日本語でのメールや電話による問い合わせ先についても紹介された。 その後、アップルコンピュータのワールドワイドデベロッパーリレーションズの担当者より、詳細なセッションが行われた(別掲の記事で紹介)。セッションの内容はCarbon化が中心になっていたが、Project Builderなどの最新の開発環境についての実際のデモも行われた。セッションの後、アップル本社でのコーヒーブレークの後、バスに分乗して、湘南国際村センターに移動し、懇親会が開かれ、抽選会などで盛り上がった。深夜に向かい、あちらこちらでミーティングが繰り広げられている。 以下、MOSA Software Meeting 2000関連の記事は、タイトルに【MTM2000-11 Nov】と記載する。 |