タイトル【MTM2000-12 Nov】WebObjectsはビジネスになるカテゴリーWebObjects, MOSA Softwre Meeting 2000
作成日2000/11/13 13:49:18作成者新居雅行
テクニカル・ピットの倉橋浩一氏による「WebObjectsで稼ぎましょう」では、WebObjectsの利点などを中心に、実際のデモを交えての講演となった。WebObjectsのツールについての説明がまずあり、WebObjects Builderは、HTMLをオブジェクトとして扱うHTMLエディタであり、ダイナミックエレメントの管理を行い、ソースコードテンプレートの作成を行う。プログラミング言語としては高速処理な可能なObjective-C、インターネット標準言語のJava、柔軟性の高いWebScriptが利用できる。クラスライブラリの一貫性が高く、ソート条件などのさざまなものがオブジェクトの配列として定義されている。オブジェクト指向のデータベースとして、EOFがあり、本来はデータベースを利用していたものをWeb向けにしたものである。データベースにビジネスロジックを埋め込むことができる。
デモに移り、eコマースサイトとして作られたものを実際に見せた。データベースからのデータの取り出しや、データベースからの検索、ドロップダウンリストなどが簡単にできることを示した。
WebObjectsによってかせぐことが可能なテーマとしてeコマースを挙げ、マルチCPUによる運用が可能になるスケーラビリティの高さや、安定した運用が可能である点を説明した。WebObjectsはいちばん古いものであり、運用実績がある。運用ツールとしてのMonitorによって機種構成の設定をしたり、異常終了アプリケーションの再起動などができ、長期間の安定した運用が可能となっている。
eコマースに必要な機能は次第に増えてきている点を説明し、そのなかに絶対必要な機能を含めたeコマースサイト構築ツールを紹介し、基本部分を30分で構成できるとした。その後、質疑応答などで、基本的な質問から、実際的なシステム構築にかかわることまでも含めて時間いっぱいまでやりとりが行われた。
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