Blue World Communicationsは、Adobe社のWebサイト構築ツールのGoLive 5.0で稼動して、データベース連動サイトの開発作業を行える「Lasso Studio 1.7 for Adobe GoLive 5.0」をリリースした。Lasso Web Data EngineをWebサーバに組み込むことで、OracleやSQL Serverを始め、ファイルメーカーProや4D、ODBC接続あるいはMySQLなどさまざまなデータベースの処理を組み込んだWebサイトを作成することができる。そうしたサイトを設計するツールがLasso Studioである。GoLiveに完全に組み込まれた形式で利用でき、GoLiveのプロパティウインドウやオブジェクトパレットが、Lasso向けに拡張されて利用できるようになる。接続やサイト構築、あるいはフォーム作成の支援ツールが付属するが、タグあるいはオブジェクトレベルの編集をGoLive上で行うことができる。実際には、HTMLファイルに独自のタグを含む記述を加えることで、サーバ側でデータベースアクセスを行い、実際にデータが取り出されてHTMLデータが構成されてクライアントに届けられる仕組みとなっている。こうしたHTMLページ作成を、GoLive上でビジュアルに作成できると同時に、構築ツールで手軽に基本部分の作成ができるということになる。ダウンロード版は$299、ボックス入りのものは$349で販売される。製品には、Lasso Web Data Engineの開発版も含まれる。Lasso StudioはDREAMWEAVER版も販売されているが、そのユーザに対する特別価格も設定されている。 |