タイトルCodeWarrior for JavaのVersion 6がリリース、ワイアレス機器向けの開発が可能にカテゴリーPalm & PDA, Java, CodeWarrior
作成日2000/11/21 17:59:8作成者新居雅行
米国Metrowerksは、Java開発ツール「CodeWarrior for Java, Version 6.0」を2000年11月30日にリリースする。価格は$399で、基本的にはすでにリリースされているCodeWarrior for Mac OSのVer.6と同様のものと思われるが、Java2 Micro Edition(Java2 ME)に対応した開発ツールであるというのがMac OS版とは異なる点だと言えるだろう。限られたメモリや電力しか利用できないワイアレスデバイス向けのConnected Limited Device Configuration (CLDC)やMobile Information Device (MID)プロファイルに対応している。モトローラの次世代電話のテクノロジーであるiDEN(Integrated Digital Enhanced Network)向けのアプリケーション開発にも対応する。また、Java2 MEでの利用を想定した100% Pure Java認定のデータベース「PointBase」も付属する。そのほか、JDK 1.1〜1.3の対応やMRJ(Mac OS Runtime for Java)への対応なども含めて、デスクトップ環境でのJava開発ツールとしての機能も含まれている。しかしながら、Ver.5に比べるとワイアレスデバイス向けの開発ツールとしての位置付けが強くなったと言えるだろう。なお、日本のメトロワークス社のホームページには、この製品についての情報は掲載されていない。

◇iDEN
 http://www.motorola.com/LMPS/iDEN/
関連リンクMetrowerks Delivers Comprehensive Java™ Technology Development Tools for Wireless Devices