タイトル | 現行のPower Mac G4に対応したMac OS X Server 1.2v3がすでに米国では販売 | カテゴリー | OS関連ソフトウエア, Mac OS X Server |
作成日 | 2000/11/28 12:37:18 | 作成者 | 新居雅行 |
Mac OS X ServerのVer.1.2v3というバージョンがリリースされている。現行のGigabit EthernetタイプのPower Mac G4は当初Mac OS X Server 1.2が稼動しないことになっていた。米国のMac OS X Serverのページの下の方に、目立たないグレーの文字で、1.2v3についての説明があり、米国AppleStoreでは、パートナンバーM7733Z/Bとして、「Mac OS X Server 1.2v3」が販売されている。また、Mac OS X Server 1.2v3を組み込んだPower Mac G4がAppleStoreで販売されており、500MHzのG4を搭載し、Gigabitではない4ポートタイプのEthernetカードや、Ultra2 SCSIカードが搭載されている。メモリとハードディスクで3機種から選択できるようになっている。FAQを読む限りは、Gigabit対応のEthernet端子に加えて、4ポートの100BASE-T対応のカードが入っている模様だ。つまり、Gigabit EthernetタイプのPower Mac G4に対応したのが1.2v3だろう。ただし、Mac OS X Serverのページでは「select Power Mac G4」という記述があり、つまりはAppleStoreでのselectモデルという意味合いだと思われる。その意味では、通常のルートで購入したGigabit EthernetタイプのPower Mac G4での動作については明確ではない。データシートでは対応機種に「Power Mac G4」との記述はある。AppleStoreで選択できるモデルはデュアルプロセッサではなく、シングルプロセッサモデルである。明確には記載されていないが、Mac OS X Server 1.2v3はデュアルプロセッサには対応していないものと思われる。そのこともあって、明確にデュアルプロセッサ機への対応を記述していないのかもしれない。なお、Ultra 160 SCSIカードを搭載したマシンには対応していない。また、Power Mac G4 Cubeについての記述もなく対応マシンではないものと思われる。日本のAppleStoreについては、1.2は販売されているものの1.2v3というバージョンの記述ではないため、Gigabit G4対応ではないようだ。 | |
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