タイトル【森下克徳の崖っぷちからWebObjects】第7回〜ヤァヤァヤァ!アップルセミナーが自宅に!(後編)カテゴリーWebObjects, 崖っぷちからWebObjects
作成日2000/12/4 14:12:10作成者森下克徳
さあ、アップルの「WebObjectsデモCD October 2000」を見ていくシリーズの3回目である。今回は、「製品情報・ユーザ事例」「WebObjects 関連 URL」のフォルダを見ていこう。

「製品情報・ユーザ事例」フォルダの中には、「ユーザ事例(英語版)」フォルダ、「ユーザ事例(日本語版)」フォルダ、「製品情報・FAQ」フォルダの三つのフォルダが入っている(図7)。
◇図7
 

ユーザ事例というのは、まあ読んで字のごとくなのだが、様々なケースでどのようにWebObjectsが使われているのかという実例である。日本語版(図8)と英語版(図9)のフォルダがあり、それぞれにPDF書類で一ケース一書類で事例が上げてある。日本語版の4ケースは、英語版の26ケースの中から厳選した分だけを訳したと言う感じである。おっと、英語版26ケースと書いたが、このなかの2書類は「Apple News for the Academic Community」(図10)というパンフレットのようなものが入っているので、事例としてはあとの24ケースと言うことになるだろうか。ファイル名が小文字で始まっている2つが該当の2書類である。
◇図8
 
◇図9
 
◇図10
 

全ての書類は、A4裏表で1枚のチラシのような形態になっている。英語版の先に上げた「Apple News for the Academic Community」だけは画像などが使ってあるが、そのほかの書類は基本的に文字だけで構成されている。(図11)画面上で読むには、正直言ってつらいような気がする。どちらかというと、これはプリントアウトして読むものだろう。だからこそのPDFではないのかとも思う。
◇図11
 

「製品情報・FAQ」フォルダには、4つのPDF書類がある。(図12)こちらはすべて日本語で、うちひとつはMac OS X Serverのパンフレットになっている。デモムービーを見たあとでこれらの書類を一読することで、頭の中がより整理されるようだ。ちなみに、FAQの内容は、これから導入しようとする人が質問したい内容のもので、すでに開発を行っている人向けのものではない。
◇図12
 

最後に、「WebObjects 関連 URL」フォルダであるが、これは中に「Internet Explorer」「Netscape」というフォルダがありそれぞれに同じURLが入っている。行
先はすべてアップルのサイトだ。(図13)
◇図13
 

このCD-ROMは、自分自身でWebObjectsについて知りたいという人にはもちろん、WebObjectsを使ってもらいたい人に対してプレゼンスする時の強力な武器となるものだろう。ただし、渡しただけで全部見てもらえるかどうかはちょっと疑問だ。ムービーはともかく、PDFものは相手に応じてプリントアウトして渡した方が、より効果的だろう。

わがサイトでは、現在ネット上にマーケットやコミュニティを運営するために準備をしているが、さっそくこのCD-ROMは、こちらのサイトの優越性を説明する材料として使うつもりだ。
[森下克徳]
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