タイトルMac OS X向けの画面拡大ツールが発売、開発者による技術解説も公開カテゴリーユーティリティ, Carbon/CF
作成日2001/2/6 17:17:7作成者新居雅行
コーシングラフィックシステムズは、Mac OS X専用の画面拡大ツール「ジャンボルーペ」を発売した。同社のWebサイトでキーウエアとして\4,000で購入することができる。マウスポインタが指しているあたりを、常に全面に表示されるウインドウ上で拡大して表示される。画面の文字や表示が小さくて見づらいと感じている人にとっては、Mac OS Xの操作がよりやりやすくなるだろう。
さらに、同社でジャンボルーペを開発した高橋政明氏による、アプリケーションについての技術解説がなされている。ソースを示したようなものではなく、どちらかと言えば、プログラミングを知らない人でも読めるような内容となっている。ジャンボルーペはCarbonで作成されているが、Carbonアプリケーションの成り立ちや、Carbon Event、常に全面に表示されるウインドウの機能などが解説されている。なお、Macworld Conference & Expo/Tokyo 2001の会場で行なわれる「Mac OSデベロッパーセミナー」において、開発者の高橋政明氏は「徹底分析カーボンイベント(入門からダイアログまで)」として、ジャンボルーペの開発で得られた貴重な情報をセミナーで公開する予定だ。CarbonアプリケーションやMac OS Xの開発についてはまだまだプログラマが参考にするリソースは少ないため、講演内容は注目できるだろう。

◇ジャンボルーペ
 http://www.kohshin-graphic-sys.com/SOFTWARE/JLUPE/JLUPE.html

◇Mac OSデベロッパーセミナー
 http://cserver.locus.co.jp/expo2001dev/
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