タイトルMacHack 2001のキーノートはAndy Hertzfeld氏らカテゴリーイベント
作成日2001/2/9 13:0:7作成者新居雅行
2001年6月21日〜23日の日程で開催される、Macintosh分野のプログラマが集まる「MacHack 2001」でのキーノートのスピーカーが発表された。Eazel社のAndy Hertzfeld氏、Guy "Bud" Tribble氏、そしてテクニカルライターのCaroline Rose氏だ。Eazel社は、現在LinuxのGNOME上で利用できるビジュアルシェルの「Nautilus」を開発中だ。Linuxでのユーザインタフェースを向上させるソフトウエアとして注目を浴びている。Andy Hertzfeld氏は、Apple IIやMac OSの初期の開発メンバーとして有名で、その後、Thunder Scanの開発やGeneral Magic社へ参画をしている。現在はEazel社のSoftware Wizardとして、Nautilusの開発を行っている。Guy "Bud" Tribble氏は、Appleで初期のMac OSの開発を担当した後、NeXT社でOpenStepの開発を指揮し、Sun-Netscape Allianceでの副社長を経て、Easel社でのソフトウエアエンジニアリング担当の副社長となった。Caroline Rose氏は、Inside Macintoshの最初の3巻の執筆や編集を行い、後にはdevelop誌の編集で知られている。現在は書籍などを執筆している。
MacHack 2001はミシガン州のDearbornで開催される。参加費は$425で、学生は参加数に制限があるが$50で参加できる。2000年のMacHackのキーノートはEric Raymond氏であり、オープンソースという動きに注目が集まっていた。今年の1つの大きな話題はNautilusということになり、ちょうど、Mac OS Xという新しいOSにも関連して、ユーザインタフェースにフォーカスしたと言ってよいだろう。

◇Easel
 http://www.eazel.com

◇Caroline Rose
 http://www.differnet.com/crose
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