タイトル | Mac OS 8/9/Xで共通に動くアプリケーションを作る時に使うplstリソース | カテゴリー | 開発情報, Mac OS X, Technote |
作成日 | 2001/3/15 11:42:21 | 作成者 | 新居雅行 |
Technical Notesに、plstリソースについての話題が掲載された。Mac OS Xでは、フォルダを1つのアプリケーションファイルに見せるといったパッケージという機能で、複数のファイルを1つのアプリケーションのように振る舞わせている。その中には、Info.plistというファイル名で、アプリケーションに関する重要な情報がXMLファイルで組み込まれている。たとえば、ファイルタイプとアイコンの関連づけなどの情報がInfo.plistに含まれている。 もし、1つのファイルでアプリケーションを構築するという形式のものを作成したい場合には、plstという種類でID=0のリソースを、info.plistファイルの代わりに含めることができる。plstリソースの中身は、基本的にはInfo.plistファイルの中身と同様である。Mac OS Xではplstリソースが使われるが、Mac OS 8/9ではplstは無視されてBNDLリソースなどを使う。従って、共通に使えるバイナリファイルを作るのであれば、それぞれのリソースを含めておく必要がある。 Info.plistファイルでは、アイコンはその情報が含まれたファイル名を示すが、plstリソースではアイコンリソースのID番号を示すなどの違いがある。文書ではplstとBNDLとの関連や、あるいはplstリソースの例なども掲載されている。 | |
関連リンク | The ’plst’ Resource |