タイトルMac OS X向けのiTunes、iMovie、AppleWorks 6.1の入手時期を公開カテゴリーMac OSテクノロジー
作成日2001/3/24 11:9:24作成者新居雅行
Mac OS Xが発売されたが、Appleがこれまで提供していたMac OS向けの定評あるアプリケーションは、Mac OS Xのパッケージには含まれていない。それらのうち、日本のユーザに対しては、iTunes、AppleWorks 6.1 Preview Version(英語版)は3月下旬からダウンロード可能としている。また、iMovieは4月からダウンロード可能となっている。DVDプレイヤやiDVDについての通知はまだ見られない。なお、米国のサイトでは、iTunes、iMovie、AppleWorks 6.1はいずれも、3月24日からのダウンロードが可能という表示が執筆時点では確認できた。
発売前に、アップル社の幹部に対するインタビューでiTunesなどがパッケージには間に合わなかったことが公表され、それをマイナスポイントの材料にする論調もあったが、それについては疑問だ。3月24日に日本向けには間に合わなかった点はあるとはしても、iTunesやiMoiveができるのを待って、Mac OS Xの発売を遅らせるということがあったとしたら、その方がナンセンスだと思う。とにかく、デベロッパーを始めとして、少しでも早く製品版というもののフィックスが必要な人たちはいる。そうした需要に向けて、アプリケーションの対応を後回しにしても、Mac OS Xをリリースしたことは非常に歓迎されることだと言えるだろう。
なお、iTunesについては、Classic環境で動かすことは可能なのであるが、CD-Rの書き込み機能が使えないとか、ビジュアルエフェクトを全画面で表示すると画面が乱れるといった症状が見られる。ただし、MP3データの再生や、インターネットラジオについては問題なく利用できる模様だ。
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