Browsing Mac OS X》純粋Java関連記事の追加と、Mac OS XのJavaのシステムプロパティ
カテゴリー
Browsing Mac OS X, ProjectBuilder/Interface Builder, Java
作成日
2001/3/29 13:44:48
作成者
新居雅行
MDOnlineで2001年3月28日にお届けした“Browsing Mac OS X》純粋Java開発が可能になったMac OS X”において、ファイルのエンコードをコンパイラに指定することで、プログラム内に記述した日本語文字列を正しく実行アプリケーションに表示させることを紹介した。これを御覧になったAppleの井上さんより、もっと効率的な方法があることを教えていただいた。Project Builderで、ソースファイルを表示しているときに、FormatメニューのFile EncodingsからNo-lossy Asciiを選択する。これによって、native2asciiコマンドを使ってコンバートした結果でファイルに保存される。つまり、「日本語」は「\u65e5\u672c\u8a9e」という1バイト文字列に展開されてファイルに保存される。この状態だと、JAVA_COMPILER_FLAGSにエンコードの指定はしなくても、コンパイルし、日本語の表示ができる。エンコードを指定するとより時間がかかるので、効率を高めるためには、ファイルのエンコードはNo-lossy Asciiを指定しておくのがいいということだ。