タイトル倉橋浩一、じつはWebObjectsで飯食ってます》引っ越し先のインターネット接続は?カテゴリー倉橋浩一、じつはWebObjectsで飯食っています
作成日2001/3/31 10:19:37作成者新居雅行
電子掲示板の続編、お待たせして申し訳ありません。サンプルはもう出来上がっているのですが、解説テキストの方で手間取っています。すみません、もう少々お時間をください。ううう(苦悶)。
今回、「WebObjectsで飯食ってます」のテーマからちょっと外れますが、Webで商売する人にとって避けて通ることのできない、インターネット接続についてお話します。

私のところは、現在、OCNエコノミーでインターネット接続しています。128kベストエフォート型、というやつですね。満足というわけではないけれど、とりあえず使えないわけではないし、ってんで毎月約3万円を支払ってきました。
で、今度引っ越すことになりました。引越が決まった時、そこにはケーブルテレビが入っているということで、これで一気にブロードバンドか? と思ったら…「インターネット接続のための設備を設置するスペースが建物に用意されていないので、残念ながらテレビ放送だけです」という回答が。古い建物ならともかく、新築なのに…今どき、ケーブルなのにインターネットに配慮としていないというのは、理解に苦しみますよね。ただ放送を見るだけであればCS放送の方が料金が安いので、CATVは申し込みませんでした。でも、入居説明会の時、「インターネットができる!」って大書きされたチラシを配って加入を勧誘していましたが....いいのかしら?。
後は光ファイバーかADSLですが、これは新しい建物が光収容になっているということで、草々に諦めていました。

さて、ガス水道電気など、永遠に終わらないかのように思われる山のような手続きの中、引っ越し2週間前になってようやく思い出し、OCNサポート窓口に連絡を取ってみました。すると、移転工事に約1ヶ月かかるとのこと。それどころか、もし局内に空きがない場合には数カ月かかることもあるとか。

で、この記事を思い出しました。

◇ZDNet-わが家のブロードバンド化計画(1)──やってこないハズのADSLがやってきた
 http://www.zdnet.co.jp/news/0103/09/adsl_honda.html

光収容でもADSL接続できるかもしれない!

ということで、さっそく、東京めたりっく通信に申し込みをしました。オンラインの申し込みフォームに、引越が近付いていることと、光収容でもこの記事のように接続された事例があるそうなので藁にもすがる気持ちで申し込んでいます、と、付記しました。

申し込み品目は、「AdvancedADSLシリーズSOHO1600」。下り1.6Mbps、上り500Kbps、グローバルIP 8個または16個、のサービスです。

◇東京めたりっく通信:Adbanced ADSLシリーズ
 www.metallic.co.jp/service/adadsl.htmlhttp:/

申し込み翌日に返事があり、ともかく実現に向けて努力してくれるとのこと。まず最初に、NTTに調査を依頼する必要があるので、「証明書」をFAXで送るよう指示がありました。証明書は、たしかにその住所に居住しているということを証明するもので、最新の電話料金請求書か、登記簿謄本(法人での申し込みの場合)が必要、とのこと。運悪く、電話料金請求書はすでにシュレッダーにかけてしまった後なので、登記簿謄本を送ることにしました。ちなみに、会社の登記簿謄本はページ数が多くて、FAXするのも大変です。なので、住所も記載されていて公的書類としての捺印もされている印鑑証明書はどうかと提案したのですが、これは前例がなく、今回は時間的な余裕がないということで、登記簿をFAXしました。

さて、それが3月29日の午後3時。年度末かつ週末かつ引越シーズンというほぼ最悪の条件の中、どういうことになるのか、楽しみにしています。楽しみというか、緊張と不安ともに吾にありと言いますか。
なお、OCNからは、なんとか引越日に工事を間に合わせます、との連絡が入りました。ということで、セーフティ・ネットは確保できました。
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余談ですが、3月は大変忙しい一ヶ月でした。自社製品開発と受託開発がピークに差し掛かっているだけでなく、WebObjectsセミナーの講師として何度か呼んでいただきまして。3月23日のアップルコンピュータセミナールームでの事例紹介は申込開始当日に満席になるという盛況でしたし、その他、文字どおり北は北海道から南は沖縄まで、毎週飛行機でどこかにでかけているという状況でした。沖縄では、土砂降りの雨にも関わらず、大勢の方に参加していただきました。他にも「地方在住なので初台(アップルコンピュータ本社、WebObjectsセミナーが定期的に開催されています)へは行けないけど、どうしてもWebObjectsを勉強したい」ということで、お知り合いの方同士でお金を出し合って出張講習会を受講されたグループもありました。

WebObjectsへの関心の高まりを感じています。

WebObjects業界は慢性的な開発者不足で、関係者が顔を合わせるたびに「誰かいいヒト居ない?」っていうのがデフォルトの挨拶になっています。各地でWebObjectsが盛り上がって開発者が増え、少しでも今の状況が改善されることを業界一同、切に希望しております。

アナタも、WebObjectsで、飯、食ってみませんか?(笑)
[倉橋浩一/テクニカル・ピット]
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