MDOnlineの2001年3月31日に“Browsing Mac OS X》Carbonアプリケーションでロングファイルネームに対応するには”という記事を配信しましたが、そこでResource ManagerにはFSRefによるファイル処理はできないと断言してしまっています。これは間違いないので訂正したいと思います。申し訳ありませんでした。 Resource ManagerのAPIリファレンスを見ると、FSOpenRefFileなどのAPIコールが用意されています。ただし、これらのAPIのCarbon対応はUnder Evaluationとなっています。ただ、Carbon 1.1以降でサポートとなっており、Mac OS X 10.0では実際に使える模様なので、「ない」と断言することは間違いでした。ただ、Supportedとはなっていないだけに、利用については注意が必要でしょう。システムのあるバージョンからは使えなくなるという可能性もあります。もっとも、その後にSupportedとなる可能性もありますので、そのあたりは動向をチェックしながら利用するというのがポイントになるかと思います。