タイトル | TIL》削除したユーザのホームディレクトリを完全に消し去る方法 | カテゴリー | Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X |
作成日 | 2001/4/7 11:57:1 | 作成者 | 新居雅行 |
Tech Info Libraryに、Mac OS Xで作成したユーザのホームディレクトリを削除する方法が掲載されている。Terminalで「sudo rm -rf /Users/shortname\ deleted」というコマンドを入力すればいいとなっている。ただし、日本語システムではこれではできないので、実際のやり方なども含めて解説しておこう。 まず、システム環境設定の「ユーザ」で新しくユーザを作成すると、/Users以下にそのアカウント名と同じ名前のフォルダが作成され、そこがそのユーザのホームフォルダとなる。そこにはDocumentsなどいくつかのフォルダが自動的に用意される。そして、管理者ユーザでログインしているときに、すでに存在するユーザを削除すると、アカウントは削除されるが、ホームフォルダは残る。日本語システムだと、「アカウント名 削除済み」というフォルダ名になる。ホームフォルダのアクセス権は、インストーラで登録したユーザとなり、フォルダの中身を取り出すこともできるので、その段階で必要なファイルなどをバックアップすることができる。ただし、削除したアカウントのホームフォルダは、ゴミ箱に捨てることができない。というのは、/Usersフォルダの書き込みアクセス権は、インストーラで指定したユーザにもないからである。そこで、Terminalに入り、ルート権限でコマンド実行して、ディレクトリを完全に消し去る必要がある。たとえば、そのアカウントがtestであるのなら、「test 削除済み」ディレクトリを消したいのだが、Terminalでは日本語が通らないので、 sudo rm -rf /Users/test\ * というコマンドを入れればよい。\の後は半角の空白である。コマンド入力後、パスワードが聞かれるので、そこではインストーラで作成したアカウントのパスワードをキータイプする。 | |
関連リンク | Mac OS X 10.0: Deleting a Former User’s Home Directory (Folder) |