タイトルMac OS Xの製品版に対応したDarwinが公開、Intel版もリリースカテゴリーオープンソース
作成日2001/4/16 16:36:43作成者新居雅行
Mac OS XのコアOS部分であるDarwin 1.3.1がリリースされた。Mac OS X 10.0では、Darwin 1.3が使われており、バージョンが少し違うが、いずれにしても製品版のMac OS Xに対応したDarwinが公開されたわけだ。DarwinはAppleがオープンソースのプロジェクトとして運用している。PowerPC対応のリリースは、稼動機種はMac OS X 10.0と同じとなっており、各種SCSIカードやAirMacのドライバを含めたサードパーティのドライバも別途配付されている。また、IntelのCPUであるx86版も同時にリリースされた。稼動環境としては、PIIX4のIDEコントローラ、Intel 8255xのEthernetカード、VESA 2.0準拠のグラフィックスカードとなっており、440BXタイプのマザーボードでのテストを行ったとしている。なお、Intelプラットフォームでの稼動は以前のバージョンで表明されていたが、バイナリがAppleから配付されるのは初めてとなる。
関連リンクOpen Source Projects at Apple