タイトル | NetBeans 3.2をMac OS Xで稼動させる方法を公開 | カテゴリー | 開発ツール, サードパーティの開発資料, Java |
作成日 | 2001/4/16 16:37:38 | 作成者 | 新居雅行 |
Javaで作られた開発ツールNetBeansをMac OS Xで利用する方法が、開発元より公開されている。NetBeansはオープンソースで開発が進められているが、Sun Microsystemsより公開されているForte for Javaのもとになっているプロジェクトである。したがって、Forte for Javaよりもバージョンが進んだものが公開されている。現在、NetBeans 3.2のベータ版が公開されているが、これは、Forte for Javaの次期バージョン3.0につながるものになる予定となっている。 Forte for Java 2.0が2001年2月にリリースされたが、そのままではMac OS X Public Betaでは稼動しなかった。実際、NetBeansのサイトにもその点は記載されており、NetBeans 3.2で、Mac OS X 10.0以降に対応するとしている。以下のページに、現在のベータ版のNetBeans 3.2を稼動する方法が説明されているが、ベータ版のダウンロードに加えて、他のプラットフォームのJava2 SDKにあるdt.jarというライブラリをMac OS Xにインストールするなど、少し手作業が必要になる。また、Terminalレベルでのコマンドの作業がいろいろと発生するので、コマンド入力に慣れていないと作業はスムーズにはいかないかもしれない。なお、コマンドの入力によっては、NetBeans自体をAquaユーザインタフェースで動作させることもできる。 なお、実際に稼動させてみたところ、キーボードメニューで「ことえり」を選択している状態では、起動が完全に行われなかった。この問題は、NetBeansの問題ではなく、Mac OS XのJava環境でよく発現する問題である。キーボードメニューで「U.S.」を選択しておけば、起動して利用することができた。 | |
関連リンク | HOWTO : Using NetBeans on MacOS X |