タイトル | Mac OSで稼働するWindows Media Player 7の日本語版が公開 | カテゴリー | メディアプレイヤ |
作成日 | 2001/4/26 15:43:17 | 作成者 | 新居雅行 |
マイクロソフトは、「Windows Media Player 7 for Mac」の日本語版を無償でダウンロードできるように公開した。Windows Media PlayerのMacintosh対応版としては初めての日本語版だ。インターネットのコンテンツでは、Windows Media Player対応のものも増えてきており、QuickTime PlayerやReal Playerでは参照できないようなものもある。そうしたコンテンツを見たい場合にはやはり必要なプレイヤであると言えるだろう。Windows Media Audio 8やWindows Media Video 8にも対応している。 Mac OS 8以降でInternet Explorer 5.0といった環境を推奨している。プレイヤとして独立したアプリケーションで稼働するだけでなく、ブラウザにプラグインが組み込まれる。Webページに埋め込まれたビデオストリーミングでも、Windows Media Playerが使われる仕組みとなっている。また、プラグインを利用するように、Ineternet Explorerのヘルパーの設定も行われている。プレイヤ自体は、シンプルなアプリケーションだ。Windows Media対応のストリーミングや、MP3ファイルの再生が可能だが、オーディオCD再生の機能は含まれていない。また、ビジュアルエフェクトの機能もない。スキンについても標準的なもの以外は小さく表示するものが2つあるだけである。Windows版のプレイヤにあるようなボタンがMac版にはないのであるが、とにかくMac版はいろいろな機能を提供するというよりも、Windows Media専用プレイヤといった色彩の強いソフトだ。Mac OSではオーディオCDの再生機能はOSに統合されていると言えるし、MP3関連となるとiTunesもある。そうしたプラットフォームの実情に合わせた機能になっていると言えるだろう。メニュー構成もWindows版と違っており「お気に入り」があるあたりやウインドウのデザインなどは、QuickTime Playerを意識した感じもしてしまう。 なお、Mac OS XでもClassicアプリケーションとして稼働するし、ストリーミングのURLを指定すればプレイを参照することができる。ただ、Internet Explorerでのヘルパー設定やプラグインと組み合わせないとWebページをクリックして参照するということができないため、そのままでは動くとは言っても使い勝手はあまり良くない。対応実行環境にはMac OS Xは含まれていない。 | |
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