アスキーは、開発ツールのREALbasic 3.1の日本語版を公開した。既存ユーザなどには、Ver.3.1の日本語版のベータ版を配布していたが、正式リリースとなった。英語版はVer.3.0のリリースがあり、その後にVer.3.1がリリースされた。しかしながら、日本語版のVer.3.0は暫定版としてのリリースを最後にVer.3.1のベータに突入したため、Mac OS Xのネイティブアプリケーション制作に対応したREALbasic 3の日本語版は、今回のVer.3.1が初めての正式版ということになる。REALbasic 3は、Carbon対応により、Mac OS Xでネイティブなアプリケーションを作成できる。また、開発ツール自体もMac OS Xのネイティブアプリケーションである。開発の上でもスプライト機能などいくつかの新機能がある。ただし、Ver.3.0はMac OS X Public Beta対応だったため、Mac OS X 10.0では問題が出ており、まもなくMac OS X 10.0に適合したVer.3.1の開発に入った。なお、すでにVer.3.2のベータ版の開発が進んでおり、予定では英語版のVer.3.2は5月にもリリースされるとしている。 |