タイトル | Cocoaのアプリケーションでウインドウの上部に配置されるツールバーを作成する方法 | カテゴリー | アップルからの開発資料, ProjectBuilder/Interface Builder, Cocoa |
作成日 | 2001/5/17 17:26:46 | 作成者 | 新居雅行 |
Sample Codesで公開された「ToolbarSample」は、Cocoaアプリケーションで、ツールバーをウインドウに付加する方法を説明したものである。Project BuilderとInterface Builderの文書として提供されている。記述言語はObjective-Cである。アプリケーション自体は、ツールバーとテキストフィールドが表示されたウインドウがあり、ツールバーを操作することで、テキストフィールドの文字の書式が変化するといったものだ。Interface Builderの文書では、NSTextViewだけが配置されたウインドウがまず定義されている。そのウインドウにツールバーが実際には配置されるのであるが、NSToolBarのオブジェクト自体はプログラムソースで生成している。また、NSToolBarのオブジェクトからDelegateするといった設定もソースプログラム側で記述されている。ツールバーには、ボタンやポップアップメニュー、アップダウンボタンなどがあるが、単なるボタンはソースで直接生成してツールバーに追加されているものの、ポップアップメニューはカスタムビューを定義してそれをツールバーに追加するようにしている。カスタムビューに配置されたコンポーネントと、Controllerと名付けられた処理プログラムを記述するクラスのインスタンスとのOutletやActionのつながりをInterface Builderで確認した上で、プログラムソースを参照すると良いだろう。 | |
関連リンク | ToolbarSample 1.0 |