Acrux Softwareは、HyperCard的なマルチメディアオーサリングソフト「iBuild」の開発を進めてきたが、Ver.1.0つまり正式版をリリースした。 iBuildはカードにオブジェクトを配置する方式でスタックを作成することができる。フルスクリーンの表示や、QuickTimeにも対応する。スタンドアローンのアプリケーションの生成もできる。プログラミングにはAppleScriptで対応する。コースウエアの制作などに対応できるとしている。25枚のカードまでに制限されたLite版はフリーだ。機能制約のないものは有償となる。生成アプリケーションをインハウスに対しての配布権を持つProfessional版($49、5/31までは$29)、自由に配布可能なDeveloper版($199)が用意されている。Mac OS 8.6以降での利用が推奨されている。また、ネットワークでの共有を可能にするSite版(5ユーザで$199より)も用意されている。さらに、2001年7月には、キオスク端末向けのiBuild Kioskがリリースされる予定となっているが、FileMaker Proのデータベースとの連動もできる。Mac OS X対応版は2001年秋に予定されている。 |