タイトル | Mac OS X Serverのマニュアルが公開、日本での発売時期と価格も公表 | カテゴリー | Mac OS X Server |
作成日 | 2001/5/22 16:33:36 | 作成者 | 新居雅行 |
Mac OS X Server 10.0に付属するマニュアルがPDFファイルで参照することができる。以下のアドレスに、「管理者ガイド」「Migration Guide」のPDFが公開されている。管理者ガイドは日本語になっており、管理ツールの使い方を中心にしたマニュアルだ。Migration Guideは、AppleShare IPやMac OS X Server 1.2からの移行の仕方を説明したマニュアルである。 ◇Mac OS X Server Admin Guide http://asu.info.apple.com/swupdates.nsf/artnum/n12241 ◇Mac OS X Server MigrationGuide http://asu.info.apple.com/swupdates.nsf/artnum/n12242 Mac OS X Server 10.0の販売方法についても公表された。Apple Storeないしは正規代理店(NTTアドバンステクノロジ株式会社、株式会社サイバーラボ、株式会社ステラクラフト、株式会社大塚商会、株式会社Too、大日本スクリーン製造株式会社)からの販売になり、6月上旬より出荷される。価格は10クライアント版が59,800円、無制限版が98,000円となっている。10クライアントから無制限版へのアップグレードは59,800円となっている。 また、Mac OS X Server 10.0を標準で組み込んだMacintosh Server G4については、Apple Storeないしは株式会社大塚商会、株式会社Tooからの販売となり、シングルCPUが348,000円、デュアルCPU版が468,000円となっている。2001年6月上旬に販売が開始される。これらのサーバ機には無制限版のMac OS X Serverが組み込まれる。 日本でのMac OS X Serverの販売は2001年6月からになるが、どんな様子なのかは、これらのマニュアルを見ることである程度は判断できるだろう。アクセス権についての設定は、Mac OS XのFinder上では、たとえば書き込み可や読み込みのみなどの設定はできるものの、オーナーやグループの設定の変更はFinderからはできない。Mac OS X Serverでは管理ツール上で、公開するフォルダを指定し、そこでオーナーやグループの指定ができるようになっている。管理ツールは日本語での表示が行われている模様だ。DNSについての設定はGUIでは行うことができず、/etc/named.confファイルやあるいは/var/namedディレクトリへのドメインごとに設定ファイルを書き込むといったことが必要になるといったことも読みとれる。 | |
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