タイトル | Carbonアプリケーションでnibファイルを使う方法やそのリファレンスが公開 | カテゴリー | ProjectBuilder/Interface Builder, Carbon/CF |
作成日 | 2001/5/26 4:42:34 | 作成者 | 新居雅行 |
Carbonのドキュメントに、Interface Builder Servicesについての文書が新たに2つ掲載されている。「Unarchiving Interface Objects With Interface Builder Services」および「Interface Builder Services Reference」で前者がコンセプトなどの解説、後者がリファレンスとなっている。前者はPDFが用意されているが、両方ともHTMLとしてオンラインで参照できる。 Interface BuilderはMac OS XのDeveloper Toolsに付属するツールで、メニューやダイアログボックスなどのユーザインタフェースを設計することができる。設計した結果は、nibという拡張子のファイルに保存される。Interface Builder Servicesを使うことで、Carbonアプリケーション内で、nibファイルに記録されたメニューやウインドウなどのオブジェクトを呼び出して利用することができる。従来の枠組みでは、リソースとして保存されていたメニューやダイアログボックスを呼び出すのに似ていると言えるだろう。nibファイルを使ったGUIの構築は、Carbon Eventを定義したダイアログボックスや目メニューの定義が利用できることもあり、Mac OS XでのCarbonアプリケーションの開発では中心的な手法となるだろう。 | |
関連リンク | Interface Builder Services |