タイトル | Mac OS Xの開発を学習するオンラインスクールのコースが開設 | カテゴリー | サービス, チュートリアル |
作成日 | 2001/6/6 16:3:45 | 作成者 | 新居雅行 |
オンライン教育を手掛けるR/com Media Schoolで、Mac OS Xの開発に関するコースが設定された。4つのコースが設定されている。フリーで受講できる「Mac OS X Developer Seminar」は、Mac OS Xのシステムに関する概説的な内容で、すでに参照することができる。System Technologies、Darwin、Graphics and Imaging、Networking and the Internet、Advanced Hardware Featuresといったレッスンに別れており、それぞれのレッスンで細かく単元に別れている。最後にテストも用意されている。 そして、Classicから始まり、従来システムとの互換性を目的にしたCarbon開発、そしてCocoaの概説までを含んだ「Application Development for Mac OS X」は受講料が$250で、2001年6月25日に開催予定となっている。Carbonへの移植だけでなく1からアプリケーションを作るといったテーマを含むCarbon専門のコースとしては「Carbon Development for Mac OS X」があり、受講料が$379で、2001年6月25日に開催予定となっている。Cocoaのコースももちろん用意されており、Project BuilderやInterface Builderを使ったアプリケーション開発を講習する「Cocoa: The Object-Oriented Application Solution」は受講料が$495で、2001年6月25日に開催予定となっている。 開催予定の各有償のコースは、毎月1ないしは2つのテーマで、12のテーマをカバーする予定となっている。受講者は自分のペースで学習をすることになっている。全体で、20〜60時間の受講時間がかかるとしている。なお、ADCメンバはディスカウントがあるが、金額については現時点では公開されていない。 すでに公開されている「Mac OS X Developer Seminar」をざっと見てみた。受講に際してはまず個人登録をする必要がある。そのとに、ADCメンバは個人番号と登録しているメールアドレスが必要になる。個人番号は、ADCサイトにログインすると、右上に見えている6桁(おそらく)の数値だ。ログインをすると、コースを見ることができるが、もちろん、内容は英語だ。内容的にはInside Mac OS X: System Overviewを要約したような感じのものである。各レッスンごとにクイズがあり、それを全部解答すると、最後のテストを受けられる。腕に自身のある方は、クイズとテストをやってみてもいいかもしれない(英語の勉強になるかも)。 | |
関連リンク | R/com Media School |