タイトルWebObjects 5のリリースノートを読んでおこうカテゴリーWebObjects
作成日2001/6/7 13:17:2作成者新居雅行
WebObjects 5をWWDC 2001で手に入れた人も多いかとは思うが、これから購入するという人も多いことだろう。まずはインストール…という手軽さはほしいとは言うものの、WebObjectsのような開発系ツールでは、まずはドキュメントを読むというのが必須の仕事だとも言える。エンドユーザ向けのツールではないことを認識し、ドキュメントをまずは見ると言うことをお勧めしたい。すでに、AppleのWebObjectsのドキュメントページはバージョンが「5」となっている。ただし、すべてのドキュメントがVer.5向けに書き直されているわけではない。たとえば、Deploymentの文書は従来のバージョンのままである。もっとも、WebObjects 5でも、Deploymentについては追加ドキュメントは少しあるが、従来のバージョンのものがそのままついている。
一方、WebObjects 5についての新しい情報となると、やはりリリースノートが用意されている。これは必須のドキュメントだ。特にインストールやアップデートに関する記述は必ず目を通してから、作業にかかるべきだろう。Mac OS Xにインストールするときには、rootでログインをして作業をしないとエラーになるのは、「バグである」と解説されている。また、参照番号2396118には、エンコードの指定はJavaでのエンコード名を指定することが明記されている。また、JDBCドライバの利用はWebObjects 5では必須になるが、Mac OS XやWindowsでのドライバのインストール方法が説明されている。また、Deploymentについても、リリースノートにはいろいろなことが書かれているので、もちろん手がかりにはなるだろう。

◇WebObjects 5 Developer Documentations
 http://devworld.apple.com/techpubs/webobjects/webobjects.html

◇WebObjects 5 Release Notes
 http://devworld.apple.com/techpubs/webobjects/ReleaseNotes/ReleaseNotes.html

(この記事の情報の一部は、プラネットコンピュータの田畑英和氏よりいただいた。)
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