タイトルMac OS Xの開発ツールの配布形式は標準添付から“フリーダウンロード”へカテゴリーProjectBuilder/Interface Builder
作成日2001/6/17 14:4:20作成者新居雅行
すでに周知の事実ではあるが、Mac OS X Developer Tools 10.0.1が公開されたことがアナウンスされた。このバージョンのツールは、2001年5月に開催されたWWDC 2001の参加者にはCD-ROMで配布されている。ADC(Apple Developer Connection)のメンバーはダウンロードできるようになった。また、2001年7月のメーリングサービスでは、CD-ROMとして配布される。ダウンロードファイルサイズが大きいので、急ぎでなければCD-ROMの到着を待つのもいいだろう。
Ver.10.0.1は、Project Builderのメニューやヘルプが日本語化された他、Interface Builderでの一部が日本語化されるなど、日本のユーザにとっては重要な進歩がある。また、WebObjectsの期間限定版も含まれるなど、一番新しい開発環境がとにかく、販売などといった形式ではなく配布されるということになった。ADCメンバーのOnlineになるのは無料であるが登録が必要になる。
2001年3月24日のMac OS X 10.0.1では、開発ツールまでパッケージに同梱させることが話題になり、賛否両論があった。2001年5月より、Mac OS Xがマシンにプリインストールされることとなったが、そのマシンには開発ツールは添付されておらず、開発ツールの配布形態に変化が生じたと言えるだろう。通信代などがかかるとは言え、とにかくフリーで入手できるという点は変化はない。
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