タイトルWebObjects 5のセミナーが開催、ソリューション事例などを公開カテゴリーWebObjects, イベント
作成日2001/7/6 19:9:26作成者新居雅行
2001年7月6日、東京国際フォーラムにおいて、「WebObjectsアドバンテージセミナー」が開催された。約1週間前の6月28日には大阪でも同じようにセミナーが開催されており、WebObjects 5の情報やあるいはソリューション事例を知るために数多くのデベロッパーなどが集まった。MDOnlineでは残念ながら諸般の事情によりセミナーの一部の時間しか会場を訪れることができなかったのであるが、会場の雰囲気などをお届けしよう。
プログラムでは、前半がWebObjects 5の概要や、デモ、技術説明を、Appleの担当者が行うといったものだった。すでにWebObjects 5については何度も記事でお伝えしてしている通りであるが、そうした話に加えて、待望の日本語版マニュアルの発行についても近々行われることが公開された。リファレンスについては日本語化はされないものの、Getting Started with WebObjectsやDploying WebObjects Applicationsなどのドキュメントが日本語でリリースされる。リリースは7月を予定している。
プログラムの後半は、ソリューション事例を中心としたものだ。業務システム開発事例や、CRMのソリューション事例、いつも注目を集めるCyberFrameworkといったテーマで講演が行われた。また、会場の一角ではデモ展示コーナーとして、合計9社のソリューション事例などを、講演の合間や前後の時間帯にデモをしていた。
無料でのセミナーとは言え、800席ほどの会場はほぼ満員となり、WebObjectsへの注目の高さは相変わらず変わらないと言えるだろう。また、2000年初頭にもWebObjects 4.5の発売時にはやはりたくさんの来場者を集めたセミナーが開催されたが、その時よりもさらにソリューション事例をより強くアピールできる状況になってきていると言える。着実に実績を積み重ねてきているWebObjectsであるが、Mac OS Xでの正式サポートやJava化といった今までとは違った方向性も出始めているだけに、WebObjects 5の動向は今後も目を離せないところだろう。
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