タイトル「DSPサマースクール2001」が開催、Max等を利用した最先端の制作環境をレクチャーカテゴリーメディア制作, イベント
作成日2001/7/7 16:57:7作成者新居雅行
デジタル信号処理を応用した音楽や音響あるいはマルチメディアをテーマとした、「DSPサマースクール2001」が開催される。期間は2001年8月28日(火)〜9月1日(土)で、岐阜県立森林文化アカデミーで開催される。ワークショップのナビゲータにクラーレンス・バルロー氏があたり、ゲストにカール・ストーン氏を迎える。スクールのスタッフは、佐近田展康、三輪眞弘、後藤英、赤松正行、良雄正恒の各氏が担当する。協賛団体として、IAMAS(国際情報科学芸術アカデミー・情報科学芸術大学院大学)、岐阜県立森林文化アカデミー、サウンド&レコーディング・マガジン、ガウデアムス・ファンデーション、Cycling’74が挙げられている。募集人員は50名程度で、受講料は学生が30,000円、一般が50,000円となっている。参加申し込みは7月15日より受け付ける。
講座やワークショップのメインテーマは、デジタル信号処理などが可能な制作ソフト「Max4/MSP2」を使った作品制作だ。また、画像処理ソフトの「nato」も焦点を当てる。講座やワークショープを通して、デジタル信号処理を活用した制作を学習することができる。また、スタッフや現代音楽やMaxのエキスパートでもあり、芸術面やあるいはテクニカル面でも最先端に触れる機会となるだろう。おおむね、前半日程が講座、後半日程がワークショップとなる。また、コンサートは2日に渡って行われ、これについては受講者以外でも無料で入場できる。2001年8月31日(金)はカール・ストーン、佐近田展康、赤松正行他の各氏、9月1日(土)はアンサンブル・ダーム(齋藤貴志、安田紀生子)、長谷部一郎、黒田亜樹他のグループおよび各氏によって行われる。
関連リンクDSPサマースクール2001